アレフ・レポート No.02
オクラホマ連邦ビル爆破事件

●資料3 別の爆弾についてのCNNレポート


1995年4月19日午前11時27分のCNNニュース

レオン・ハリス(キャスター)
 私、レオン・ハリスは、ここアトランタのCNNセンターにおります。チャンネルをつけたばかり、またはCNNにチャンネルを合わせたばかりという方にお伝えしたいのですが、今朝オクラホマ・シティの連邦ビルで起こった大爆発の結果についての生中継については、当面、当チャンネルが先取りしております。何十人もの人々がけがを負っています。現在のところ、死者の報告はありません。また、赤十字は、訓練された赤十字従業員が立ち寄るよう求めています。そのための番号は、市外局番404 232- 7121です。CNN支局からの生中継に復帰する前に、私たちも電話したいと思っています。私たちは――オクラホマ・シティにいた人がいらっしゃいます。アラン・カールさん、たまたま現場にいらっしゃったビジネスマンの方と電話がつながっています。カールさん、聞こえますか?

アラン・カール(オクラホマ・シティのビジネスマン)
 はい、聞こえます。

レオン・ハリス
 カールさん、今朝爆発が起こったとき、どこにいて何が起こったのか、正確に教えていただけますか。

アラン・カール
 ええ、私は連邦ビルの隣のラジオ小屋のオーナーなんですが、最初に爆発を聞いたとき、外にいました――ジェット機の音か、何かそんなものだと思ったのです。私の建物の側面全部がボロボロになっています。それから――ええと、女の人が倒れていました――目の前の地面に。足はかなりひどくやられていました。ずいぶんたくさんの人が外に立っていて――ビルはほとんどすっかり吹き飛んでいました。あー、私はどんなふうに起こったのかわかりませんが、ロビン・クイヴァーの新刊書、『ある生涯』の結末のあとみたいだと思いました。

レオン・ハリス
 OK。聞いてください――

アラン・カール
 ……

レオン・ハリス
 わかりました。ありがとうございました。ここでの状況の重大さをわかっていない人がいることでしょう。そこで、もう一度、オクラホマのCNN支局からのCNN生中継に戻りましょう。このビデオはKFORからのものです。

リー(CNN非専属通信員)
 ガラスでのけが人について報告します。それがけが人の多数を占めるようです。ちょうど今、別の救急車が来ました。見えるかどうかわかりませんが。ランディ・サックスさん、ここでの公的スポークスマンの方ですが、全員がバプティスト医療センターの非番緊急ルームのお医者さんたちで、けが人の救助は今始まりました。ここに足の折れた人がいます。がれきの下に埋められていたそうです。幸運なことに、けがは折れた足と切り傷くらいで済み、あー、今のところ、それ以上深刻な傷は見あたりません。この救急車を開こうとしているので、私は見えるところに移ろうと思います。3人の子供がここに運ばれてきました。あれは――あれは最新のカウントです。20〜25人の大人がいます。今まさに二人運ばれていきます。ほとんどの傷は割れたガラスによるものだと聞きました。ここにいる人たちは、実はビルの近くにいた人たちです。しかし私は――私たちは、実際にビルの中にいたという患者さんのことを聞きました。がれきの下に埋もれていました。また、救急治療室の医師全員を呼んだということです。ここの火傷センターは、運ばれてきた火傷患者を扱う準備ができています。10人から12人の重傷火傷患者を扱えると聞きました。そういう人はここに来るべきです。また、30人ほどの重症患者がいます。また情報を逐次報告します。

CNN非専属特派員その1
 パム・ウォーレンさんと話します。パムさんとは電話がつながっています。彼女は、オクラホマ州の州次官補です。パムさん、あなた方は州議会議事堂から避難しているのですね。

リー
 バプティスト病院に3人の子供がいます。20〜25人の大人がいます。5人の子供について報告します――

パム・ウォーレン(州次官補)
 州議会議事堂は閉鎖されるでしょう。避難ではありません。いかなる種類の脅しについても、聞くつもりはないのです。ただ、用心するに越したことはありません。州議会――州議会議事堂の建物の周辺にあった――州――州の建物の多くが閉鎖されつつあります。

CNN非専属特派員その1
 パムさん、建物が閉じられたということは、ビルの中に人が残っているということですか、それともビルの中にはいることを認めないということですか?

パム・ウォーレン
 いいえ、私たちはただ、――職員に家に帰るようにと言っただけで、知事オフィスに職員を家に帰らせるよう言っただけです。職員の多くは家族がありますから。輸血の要請もありました。つまり、このメイン・オフィスと州議会議事堂ビルを閉じるようにとだけ彼らは言っていたのです。

CNN非専属特派員その1
 OK。州次官補パム・ウォーレンさんでした。また、50ペン・プレースのFBIオフィスも避難しています。さらにティンカー空軍基地は――休みです。行かないように、出ないように。こういった連邦機関にはだれも残っていません。

リー
 わかりました。今見えるのは、見えるでしょうか――この場面に、白いトラックがトレーラーに引かれてやってきます。中に入れるように、人々を移動しようとしています。オクラホマ郡爆弾処理班のようです。それは基本的に爆弾処理する部隊です。数分前、私たちがお届けした情報が正しければ、彼らはこのビルの内部に仕掛けられた第2の爆破装置を発見し、トレーラーでそこから引き出して、爆弾処理班員が中に入り、あの――あのトレーラーを使って――あの向こうのバケツが見えますか。――こうして彼らは、この人の多い場所で爆発装置を運ぶということをしようとしているのです。

CNN非専属特派員その1
 地下鉄エリアの外にいる人は――発生した爆風を感じていなかったとしても地下から出たほうがいいでしょう。

リー
 これはわずか数分前のことです。

CNN非専属特派員その1
 これはわずか数分前です。人々が北に向かって、連邦ビルから走っていきます。――

CNN非専属特派員その2
 ローカル・ラジオ局がいくつかあそこにあります。1分25分前(ママ)に起こったこの爆発に明らかに関係あるビルから出るようにいわれたのです。第2のビルは、都心部から5マイルの所にあります。そこもまた、さらに爆破されかねないわけです。

リー
 また伝えたいことがあります。親――アルフレッド・マラー連邦ビルの中の託児所に子供をあずけていた親たち――ここには託児所があって、二人の子供がけがをしたそうです。託児所の子供が二人けがをしました。残りの子供は――あなたがその親だったら――このアルフレッド・マラー連邦ビル内の託児所にいた子供の親なら、子供はレッド・クロス・センターの第6リンカーンにいるか、都心部のYMCAに移された子供もいます。周りには第5ロビンソン――

CNN非専属特派員
 第5ロビンソンはここから――

リー
 都心部YMCAは、芝生のビルのすぐ東です。ちょうど今、都心部のスザンヌ・シーリーさんが来ました。スザンヌさん、何か新しい情報はありますか?

スザンヌ・シーリー(通信員)
 はい、リーさん、あります。オクラホマ・シティ警察とFBIは、連邦ビルに別の爆弾があると確認しました。それはビルの東側にあります。数ブロック以内の人たちは移動させられました。彼らは、あー、明らかに、あー、爆発しないようにプラグを抜こうとしています。彼らは人々を数ブロック遠ざけました。あー、最初、その言葉を聞いたとき、だれもが走っていくので、奇妙な光景になりましたが、その人たちも今は立って眺めています。何とも非現実的で、奇妙な光景です。今、都心部に人がいるのか、私の声が届いているのかという情報をほしいと思います。その理由は、下にガスが残っており、第2の爆発があったらその残っているガスが広がってしまうかもしれないからです。もう一度、ビルには第2の爆弾があるということを確認しています。それはビルの東側にあります。何階にあるのかはわかりませんが、第2の爆発の明確な危険があります。すべての人ができるだけ遠くに行くよう警告されています。それは、――今、まさに爆弾を取り除こうとしているからです。今、その過程にありますが、それには時間がかかります。これを真剣に受け取るように言っています。一目見ようとしたりしないように。これは明らかに危ないのです。リー……

CNN非専属特派員その1
 わかりました。くり返しますが、私たちは生放送です。オクラホマ・シティ都心部で1時間40分前に起こった爆発についての最新情報をお届けしています。さらに関係のある別の……

ケリー(CNN非専属特派員)
 ――私たちが局や人々から得ている情報は断片的なものです。人々はまだビルから出てきます。傷ついている人もいます。ショックを受けている人もいます。この2階に託児所がありました。

CNN非専属特派員その3
 ――こちら側です、記憶が正しければ、ケリー。こちら側で芝生が――

ケリー
 現場には30人の子供がいたということで、今朝9時の爆発で6人の子供が死んだそうです。くり返します。アルフレッド・P・マラー連邦ビルにいた6人の子供は、午前9時の大爆発で吹き飛ばされ、――少なくとも6人の子供が亡くなりました。これは今入った情報です。ビルには託児所があり、ある目撃者によると、託児所は爆風で吹き飛んだということです。

CNN非専属特派員その3
 おそらく、ビルの中で最も激しい衝撃があったのでしょう。この託児所があったのは、ああ、5、6年です。広く解放されていました。職員は子供をここにあずけ、便利に感じていました。しかし、それが今日、今報告した6人の子供については何とも悲しい結果になってしまいました。

ケリー
 タミーさん、何かありますか。

タミー(CNN非専属特派員)
 信じられないニュースです。まさに恥辱です。子供たちはこのビルの中にいました。友達がいれば――実際に緊急電話をかけてください。かけてほしい電話番号があります。愛する人のための電話です。番号は820-6801で、回線は何本かあります。末尾6801、6802、6803から6806です。大事な人が都心部にいたら電話してください。生画像は、緊急事態担当職員に運ばれる犠牲者です。もし大事な人がいても、都心部には行かないでください。ビルからの生還者もいますし、名前を告げてくださればすぐにできることをやりましょう。

ケリー
 非常に重要なポイントがありましたね、タミーさん。ビルから運ばれてくる人がいますが、明らかに、ビルの中にいただれもが重体または死亡というわけではないということです。しかし――危篤者や6人の子供の死が報告されています。これはロバート・S・カーさんとハーヴェイさんの地域の――患者の処置を判断する場所からの報告のはずです。EMSAは、こんなのは見たことがないと言っています。患者を仕分する地区で、最も重傷の患者さんと、待っていても大丈夫な患者さんに分けています。これは、オクラホマ・シティ都心部です。オクラホマ・シティ都心部全域が避難地域です。ジェニファー、これについてまもなく知事が声明を発表するのですね。

ジェニファー(CNN非専属特派員)
 まさに今、ロビン・ノースさんが、ビルから逃れてきた全患者を退避させている患者仕分センターにいます。ロビンさん――

ロビン・ノース(CNN非専属特派員)
 ジェニファーさん、ケリーさん、はい、聞こえます。ちょうど今、一人の女性を引き上げたところです。私たちは爆発の起こった場所から1ブロック離れています。彼らは人々を連邦ビルから1ブロック離れた道路脇に収容しています。私は今、このロンという人と話していました。ロンさん、こっちに来てください。ロンさん、爆発が起こったときにYMCAにいたのですね。どのように感じて、何をしたか、話してくださいますか。

ロン(爆発の目撃者)
 ええと、僕はちょうど――僕は寝ていて、突然起こったんだ。爆発音が聞こえたら、テレビが落ちてきた。ちょうど、――あまりにも突然起こったんだよ。そんなふうに、ちょうど数秒のうちに起こったんだ。というわけ。

ロビン・ノース
 ありがとう。彼らが私たちに戻るよう指示しています。一つだけ伝えたいと思います。この人はシャツを着ていません。彼は、自分のシャツをこの女性に渡したのです。ここの人々は、何でもできることをやろうと親切に行動しています。それから、もう一つ、ここにいる一部の人は、医薬局の人です。1ブロック――私たちは爆発の起こったところから1ブロックのところにいます。――

ジェニファー
 数分前、もっと多くの犠牲者、避難してきた人々がいるのを見ました。彼らは患者仕分地区へと移動しています――

ドンナ・ケリー(キャスター)
 KWTV支局からの最新レポートです。6人の子供がオクラホマ・シティの連邦ビル爆発で死亡し、FBIはビルの東部分に第2の爆発装置を発見したと述べています。また逐次情報をお届けします。このすぐあとの生中継もご覧ください。


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