アレフ・レポート No.02
オクラホマ連邦ビル爆破事件

●4 FEMA(連邦緊急事態管理庁)の表の顔

☆災害援助のFEMA(たてまえ)

FEMA FEMAは「フィーマ」と読むらしい。正式名称は、Federal Emargency Management Agency、連邦緊急事態管理庁と訳されることが多い。

 調べてみたところ、こんなことがわかった。

 FEMAは連邦政府内の独立行政機関で、約2800人の常勤職員があり、常時、災害に備えて待機しており、発生時には現場に急行して被災者の救済に当っている。

 FEMAの活動は、緊急事態が発生した場合の情報処理、救助、救援、復旧計画の立案実施を行なっているが、このほかにも、復旧のための保険事務、消防などの活動も行なっている。

 平時、FEMAは、

  1. 災害専門家の育成
  2. 洪水予測、避難支援、保険制度の研究
  3. 地震災害の被害想定
  4. 防火対策
  5. ボランティア団体の支援
などを行なっている。

 災害に対する対応は、

  1. 被害者支援
  2. 公共支援
  3. 被害再発抑止
を3本柱としている。

 このほか、FEMAは地震や原発事故などの緊急対応マニュアルを作成しており、災害等への対応終了後、外部の批判等を考慮に入れながら、マニュアルの改定を行なっている。

 また、災害専門家の養成にも熱心で、約100の専門家養成コースを設け、地方公共団体、企業、ボランティア組織の専門家の養成を行なっている。


さらに詳しくはFEMAの一般的解説を見てください。

「ま、要するに、災害とかやっかいなことがあったときに駆けつけてくれる、困ったときの人助け官庁っちゅーわけやな」

「あ、こんな記事もあるよ」

(95年1月17日の兵庫県南部地震後、読売新聞18日)

 クリントン大統領は、「昨年の(カリフォルニア)地震の復旧で活躍したFEMA(米連邦緊急管理庁)や運輸省などの専門家を日本の兵庫県南部地震の復旧のため現地へ派遣する」と発表した。

 この派遣については、モンデール駐日大使とも協議済みで、日本政府側も受け入れを表明しているという。同日の国務省の発表では、すでに同省内に兵庫県南部地震の対策チームを設置、「日本は地震への対応には経験があるが、今回の災害規模は大きく、国外の専門家の手を必要としているとの判断から復旧チームの派遣決定となった」としている。

「そっかー、神戸の地震のときに来たのか」

 大阪出身の純一にとって、神戸の地震となるとかなり気になるようだ。しかし、どうも懸念の色は隠せない。

「その災害対策のFEMAが、なんでミリシャつぶしに関係してくるんや? ええやつらとちがうんか?」

 僕たちは頭をかかえてしまった。なぜゆえにFEMAがミリシャと、そしてオクラホマと関連づけられるのだろう?


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