IT業界は他業界と比べ、技術やトレンドの移り変わるスピードが非常に速い業界です。それだけ人々の暮らしに役立つ技術が進歩していっているわけですが、現代のエンジニアが皆最新のトレンドに追いつけているかというと、そうでもありません。
もし他のエンジニアと差をつけたいのなら、常に最新のトレンドを押さえられるエンジニアになるべきでしょう。今回は、その理由を解説します。
基本的に現在エンジニアとして働いている人は何かしらの仕事を既に抱えているため、無理に最新のトレンドを学ばなくてもいいような気がするかもしれません。実際企業の基幹システムは数十年前に開発されたレガシーのシステムも多く、これらシステムの運用保守を行うエンジニアなどは、最新のトレンドなど押さえていなくても仕事はできます。
しかし、自身のより良い待遇や収入アップを求めて転職を考えている場合、新しい技術を扱うような仕事の方が、比較的良い条件で迎えてくれる企業が多いです。
最近ではAIやメタバースなどといった最新の技術を取り入れた仕事は、年収も高い傾向にあります。その際、最新の技術やトレンドを押さえて興味がある分野は事前に自主的に学んでいたエンジニアの方が、転職活動時には有利になります。
他の会社に転職する場合や、これからエンジニアとして就職する予定がある人は、IT業界のトレンドを日々押さえておき、新しい時代に順応できる人材となれるように努力しておきましょう。